帰化申請を行政書士に依頼するメリット
一般に帰化申請は、手続き自体はそれほど難しくありません。入管申請のように、行政書士の力量によって結果が異なったりする事もなく、きちんと手順通りに申請すれば許可が下りる場合が多いです。
では、そんな帰化申請をなぜわざわざ行政書士に依頼するのでしょうか?
私が考えるに、理由は2つあります。
①申請前に挫折しなくなる
帰化申請は、書類させ受理されれば、90%以上の確率で許可が下ります。しかし、書類受理までこぎつけるケースは、申請希望者全体の半分程度と言われています。
そう、帰化申請は挫折率が高いのです!!
では、なぜ挫折するのでしょう?。それは、申請が受理されるためには、書類が完備している事が必須条件だからです。また、その書類の記載方法も入管申請とは比較にならないほど厳格です(入管申請の書類は、日本語が全く分からない外国人が作成する事を考慮していますので、ある程度、記載が適当でも受理されます)。
書類のチェックは、わざわざ平日に休みを取り、法務局まで行かなければなりません。その際に、不備を指摘されると、その時点でアウト。もう一度、休みを取って法務局に来てください・・・と言われてしまいます。。
結局、何度も何度も法務局に足を運ぶうちに、「もういいや・・・」と諦めてしまうという事になるのです。
②休みを取る回数が格段に少なくなる
法務局への申請・面接は平日でなければなりません。という事は、社会人の方は、平日にお休みを取る事になります。会社によっては、休暇が取得しにくいなどの事情があるでしょう。
行政書士は、帰化申請に必要な書類が何か、全て知っています。そして、初めて法務局に行った際に、書類提出まで行えます。ですので、確実に1回は会社を休む機会を減らす事ができます。また、法務局によっては、面接時に行政書士が同席する事も可能です。
帰化申請を行政書士に依頼するメリットは、意外に大きいものなのです。